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腸内細菌から見えてきたヒトの体の不思議!ビフィズス菌が発見された歴史

大腸と小腸

食べ物を消化・吸収し、排泄するだけが、腸の働きではありません。

腸はヒトの健康を支える最重要な臓器であることは、最近の研究でわかってきました。

ビフィズス菌が見つかり、一気に腸への注目が高まっています。

さまざまな病気や老化の原因を作り、私たちの健康の鍵を握る重要な存在として「腸内細菌」に注目が集まっています。

腸内フローラという言葉も良く耳にしますが、腸の中で500種類100兆個以上もの細菌群が、まるでお花畑のように生態系を形成しているため、こう呼ばれるようになりましhた。

人間の消化管は、口から肛門までつながっています。

その内側には皮膚と同じ体の表面で、びっしりと菌がつまっています。

中でもダントツに菌が多いのが、大腸です。

胃は酸が強く、小腸には免疫細胞がたくさんいるため、どちらもあまり細菌が生育しません。

腸内細菌が注目され始めたのは、最初1950年代に便の研究がスタートしたのがキッカケです。

腸内には、空気のあるところを嫌う嫌気性細菌が多数生育することがわかってきました。

この嫌気性細菌を使うことで、腸内には、乳酸菌の仲間であるビフィズス菌が最優勢でることが発見されています。
今では、広く世間でも知られるようになってきましたが、当時は、ビフィズス菌は乳児の腸内にしかいない、と考えられていました。

それほど画期的な研究結果だったという事です。

  • 人の体に有用な働きをする菌を善玉菌
  • 有害な菌を悪玉菌
  • どちらでもない日和見菌

これが腸内にたくさんいることも当時の研究でわかり、研究が進むにつれビフィズス菌と食べ物や健康との関連性が明らかになってきました。

善玉菌の代表格が、ビフィズス菌です。

それまで大腸菌のイメージが強かった腸内細菌は、私達の健康を害する悪い存在と思われていることが多かったのですが、健康にプラスの働きをするビフィズス菌の発見で、一気に注目が集まりました。

80年代になって、ようやく腸内細菌学の体系が確立し、腸内環境を整えると健康状態を改善できることが一般にも知られるようになりました。

DNA解析による研究も進み、新たな細菌の種類やその働きもわかってきました。

腸内フローラは、人それぞれ異なり、どんな菌がどのようなバランスで生育しているかを調べることによって、病気の予防や体質改善に役立つ可能性も出てきました。

食事の内容やストレス、健康状態、生活環境によっても、腸内フローラは変化します。

肥満や老化とも関係が深いです。

それどころか腸内細菌は、がん、糖尿病、肝硬変、動脈硬化などいろんな病気に関係していることがわかています。

第二の脳とも言われる腸内細菌、神経伝達物質を多く生成しており、脳の働きにも影響を与えます。

将来は、認知症や精神疾患との関係性も解明される日がくると思います。

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